不器用な二人










「あ、美遥ー!こんなところにいた!」



「あ、有沙!?」



向こうの方から有沙とその後ろからついてくる恭子の姿があった。




さっきのは、見られてないよね…?




「遅いから、探しちゃったよ!」



「ごめんね有沙、恭子」



…バレてはないみたいだ。


私は二人にバレないように安堵の息を吐く。


「それにしても、榊原悠斗カッコよすぎー!更に好きになっちゃったよー」




きゃーと興奮する有沙。
恭子はそんな有沙にちょっと引き気味…




「こういう時、榊原悠斗と知り合いだったらよかったのに!例えば幼馴染みとかさ」



「え、」



有沙の言葉にドキッとした。



自分のことを言われたわけじゃないのに…
幼馴染みの言葉に反応してしまう。