不器用な二人








そういえば…前に来た時も、楽屋で悠ちゃんに説教された。



でも、今回はちゃんと悠ちゃんの言いつけを守ったんだよ!




「いたい、よ…」



「美遥がちゃんと反省したら、放すよ」




反省!?
なんで、反省なの?
私何か悪いことしたの?




わかんないような顔をすると、悠ちゃんはもう片方の頬にもぐいっと横に引っ張る。



だから痛いんだってば!



悠ちゃんの腕を掴み、引き離そうするけど、全くびくりともしない。



「うー…っ」



痛すぎて視界が滲んできた。
それでも悠ちゃんはそれでも放す気はなかった。