不器用な二人








「確かに気持ちいいな」




海に入るの何年ぶりだろうと悠ちゃんは懐かしそうに言う。




「え?あまり来ないの?」



「え、あ…うん…まぁ…」




はっきりと言葉にしない悠ちゃん。
何か言いにくいのかな?





じっと悠ちゃんを見つめていると、悠ちゃんは私の頬を軽くつねる。




気にしなくていいの。と悠ちゃんは複雑そうに言うけど、頬はつねなくていいんじゃないの!?




「ふっ。マヌケ顔」




「だ、誰のせいよ!」



「え?美遥」




きっぱりと悪気がなく言う悠ちゃん。
悠ちゃんのせいだよ!