不器用な二人









海の家で、まだご飯を食べていなかった私と悠ちゃんは焼きそばを食べ、日が沈むまで待っていた。





決して涼しいっていうわけじゃないけど、陽があたっていない分マシだった。




そして空はオレンジ色に染まり、海で遊んでいた人は帰っていき、僅かな人しか残っていなかった。




私と悠ちゃんは海の家から出て、海へ近づく。




「悠ちゃん、少しだけ入っていい?」




「転ばないようにな」





悠ちゃんの許可をもらい、サンダルを履いていた私はそれを脱いで、海の中に入る。




気持ちー…っ!
そして冷たいー!



真昼間だったら日差しのせいでちょっとキツイけど、今の時間帯にはちょうどいい。




「悠ちゃんは?入らないの?」




気持ちいいよーと悠ちゃんに言うと、じゃ俺も入ろうかなと、サンダルを脱いで海へ入る。