不器用な二人








「ねぇ…悠ちゃ…」



「着いたよ、美遥」



悠ちゃんは私の言葉を遮り、私の後ろの方に人差し指をさす。





私はその指の方へ向くと、目の前は青い海が一面に広がっていた。




「う、海!?」




「懐かしいだろ?昔、ここで遊んでいたよな」




降りようかと悠ちゃんはそう言って、私たちは車から降りる。



「暑い…」



まだ真昼間だから、太陽の日差しがかなり強い。



焼けそう…




「とりあえず海の家に行ってみようか。日が落ちるまで、そこで涼しもう」




やっぱり夏休みだからなのか、海で遊んでいる人がかなりいる。



中には泳いで遊んだり、砂で山を作ったり…




そんな中、悠ちゃんは私の手をとって海の家まで向かう。