不器用な二人








そう思いながら外の景色を眺めていると、何だか見覚えのある風景が見えてきた。



……あれ?
あの駄菓子屋さん、見覚えがある…



悠ちゃんと一緒に買いに行っていた駄菓子屋さんに…




だけど隣に立っている建物は知らない…
でも、見るからにはまだ新しい建物。





気のせいかな?と思っていたけど、車が前に進むに連れ、だんだんと懐かしい風景が飛び込んでくる。




「悠ちゃん…」




悠ちゃんにここが何処か聞こうとすると、悠ちゃんはふっと微笑む。




「美遥は、覚えてるの?」




「じゃ…ここは…」




「そう、地元だよ。美遥はもう六年振りになるのかな?」




まさか…本当に戻ってくるなんて…