不器用な二人









少しずつ認められてきた頃に社長とユキさんに美遥のことを話した。
大雑把にな。





スカウトされた日、社長は交換条件と言ったけど、本当に美遥のことを調べてくれるとは思わなかった。




『美遥ちゃんは意外とこの市内のマンションに住んでたよ。しかも今、隣は空きだってさ。どうする?』




ユキさんの言葉に迷いなんてなかった。



それでまた美遥と一緒にいられるなら。




それから俺はすぐに不動産に行って、手続きをした。




今思えば他の人から見たら、俺は美遥のストーカーっぽいな。




美遥の居所を調べてもらったり、隣に引っ越そうとしてるんだから。




普通なら、訴えられそうだな。