「美遥!日曜日の合コン、大学生とだから!」
「大学生…」
だからどうやって大学生と合コンなんてできるの…
てっきり高校生だと思っていたのに…
「夜の七時からね」
「次の日は学校じゃない」
恭子は有沙にそういうと、有沙はチッチッと人さし指を横に振る。
「いい、恭子。まだ私たちは17よ?若いのよ?次の日が学校だろうと大丈夫なのよ」
「よく言うよ。月曜日はほぼというほど遅刻じゃない」
「いやー目覚ましが止まっててー」
「あーはいはい」
恭子、ちゃんと聞いてー!と有沙は恭子に泣きつく。
私はそんな二人のことを見ながら、ここ最近のことを振り返った。