この気持ちは止められない





スッと私と男の子の横を通り過ぎると、階段をダンダンと音を立てながら降りて行った。


それを私はただ、ずっと眺めていた。


冷たい目で、早川くんに見られたのは初めてだった。


怖かった...


でも、何で...?


私、早川くんに何かしたのかな...?



もしかして、無意識の内に変な事したのかな...


でも一つ言えることは、嫌われちゃったかもしれないってこと。