「ていうか、俺はこう可愛い子が好きなんだよな‼︎」 早川くんの言葉が、グサリと私に刺さる。 分かってる。 私が可愛くない事だって、分かってる。 自分で分かってるもん。 「だから、俺には眼中にもないわけで──ガタッ‼︎ 追い打ちをかけるように聞こえる言葉。 それを遮るように、大きい音を出しながら椅子から立ち上がった。