まぁ...と言うものの、早川くんと一緒に帰ってる時に、試験があるのに気づいて。 そこから勉強に浸る毎日。 だから、正直言ってしんどい。 やっぱり勉強は嫌い。 「帰らねー?」 机に肘をついて顎を乗せると、私をジッと見つめてくる早川くん。 「え、もう?」 思わず、動かしていた手を止める。