偽りと君





「水琴」


呼ばれた声と同時にカーテンを開く


にやりと口元を緩ませたあいつは再び一言




「可愛いじゃん」


「あんたさ~ さらっとそういう台詞口に出さない!!」


「何?水琴チャン照れてんの?」











自分の顔の作りを自覚した上で
自分の顔の使い方、見せ方を知っているやつほど 厄介な奴はいない。





そして、あいつはその厄介な部類に入っているから 尚更 めんどくさい…