「え…えっと……」



私は戸惑うことしかできなかった。



「ごめん。気にしないで。」



「うん……。」



私は香織を駅まで送った。



「私、ななに会えてよかった!!今日は色々とごめんね。」


「ううん。また会おうね。」


「もちろん!まだ東京にいるけど、群馬に今度は遊びに来てね。」


「うん!!」



私は香織と別れて電車に乗った。





空はすっかり真っ暗だった。