私達が通う星春学園(セイシュウガクエン)は人数が多すぎて校門に新しいクラス割が掲示されるのではなく、旧クラスに新クラスの名簿が掲示される。
「わっ!ルノ、今年も同じクラスだっ!良かったぁ...。クラス別れたら一生ルノにあえないかもだもん!」
「プッ...ユイ、大袈裟。」
「大袈裟じゃないよ!ほんと、ここの学校人数多すぎ!私達の学年で250人でしょ。そんで、1、3年もいるから...えーっと....」
「803人。学校全体で803人いるよ。」
「おぉ、ルノさすが!」
ユイといると楽しい。
自然と笑みがこぼれる。
「わっ、ちょっ急に笑わないで!男子が鼻血出して貧血起こすよ!」
むっ
「おこさないもん。ユイのがかわいいくせにー!」
なんてゆうやり取りをしながらクラスへ向った。

