アイカワラズ -Ten Years-


「そこだよ、問題は。ま、とりあえずは、今度の最後の大会で勝って、『高木大輔』の名前を売るのが先だ」

「名前売ってどーすんだよ?」

「上手くいきゃあ、引き抜きの推薦入学ってことよ」

なるほどぉ〜。

「幸い、この大きさを見る限り、背ももうちょっと伸びそうだしな」

って、足元を見る高木。
実は、高木28cmなんだよな、高木。

「じゃ、上手くいったら、高校は別々だな」