それから、何事もないまま、時は過ぎ、バレー部の最後の試合の日がやってきた。 「高木、頑張ろうぜ」 「あたりきよ。進学がかかってっからな」 ピーっ! 「ファイトーッ!」 「オーっ!」 …で、結果は、3回戦で、負けた。 「まあ、こんなもんだろ」 「高木…」 「後は、俺の運に全てをかけるぜ」 「なんてったって、富士高に行けば、遠藤がいるもんな」