あふれる涙のドロップス


 ドスン______



 ものすごく派手な音がして、下を見ると



 立川くんがいた。




「え、ぇぇえぇぇえ?」



  
 自分でもわけのわからん悲鳴だとは思っていたけど、めちゃくちゃびっくりした。





「いってぇ。葉山強えんだよ」



 どうやら立川くんは葉山くんに投げられたみたいだ。




 着ていた男バレのユニフォームをを整えながら、立川くんが葉山くんに向かって言った。





「ふははははは!俺はこれでも柔道部新主将なのだ!」





 ………まるで怪獣みたい。




 葉山くんは、とにかく黒くてデカくて声もでかくて、全てが最上級サイズなのだ。




 不思議と、彼に目を奪われた。