「リン?」 あたしを見て、びっくりした海斗が、駆け寄る。 「大丈夫だから、ホント、心配しないで」 「大丈夫じゃねぇ!リン、お前、透けてる!」 え、と小さな声を漏らし、顔を覆っていた手を外す。 あたしの膝は、半透明になっていた。 「なん……で……」 わからない。こうなった、理由がわからない。 「リン!大丈夫か!?」 慌てた海斗の、悲鳴に近い声が聞こえる。