それでも愛してる





だけど、そんな中、ある夜の日、俺は、正樹に呼ばれた。




俺は、正樹の家に行ったんだ。すると正樹は深刻な顔をしていった。





「文香には黙っててほしい。実は、俺は重い心臓病になってしまった。


 幼いころから心臓が弱くて薬漬けの毎日だった。けど、とうとう

 手遅れになってしまった。余命は一か月だ。」



驚きのあまりなにも話せなかった。





するとあいつは、「俺を、殺してくれ。」





そういったんだ。