「いきなりごめんね。」


近くのバーに入ったものの、不思議な感じだ。初対面の人と、バーだなんて。







「俺、帝華音大の作曲科OBなんだ。山崎達也。」




「帝華音大なんですか?わあ、びっくり。・・山崎達也さんって・・



 あの、達也さん?!」





「ま、まあ・・。」






「わ、光栄です!!私、達也さんの曲が好きなんです。」






「本当?そりゃうれしいな」