「文香ちゃん、次ね。」

ライブハウスのオーナーが、忙しそうに言った。




「はい、頑張ります・・。」




「頼むよ?今日いるお客さんは、有名な方や、常連さんばっかりだから。」






「は、はい・・」





「「「きゃー!!最高よ!!アンコール!アンコール」」」




お客さんは、文香の前に歌った歌手に夢中。



しかも、その歌手は、有名な歌手だった。