雨の日カレシ




「そうだね、1月4日には向こうに戻るかな」



できるだけ長くいたいけど、限界がある。



「そっか。あのね、たっくん」


「ん?」


「・・・優衣ね、たっくんが好き」



少しだけ頬を赤く染めた優衣。


そっか、僕が里絵に抱いていた感情を、優衣が僕に抱いていたんだ。



「ありがとう、優衣」


「ううん。たっくんは、里絵ちゃんが好きなんでしょ?頑張ってね」



この短時間で気づかれていたんだ。


優衣はすごいね。