雨の日カレシ




「どうしたの、難しい顔して・・・。はい、タオル」


「・・・里絵のせいだよ。ありがと」



里絵は僕の言葉に首をかしげていたけど、無視して風呂に入った。


里絵は鈍いんだね。


いつ、この気持ちを伝えようか。


でも、伝えたところで『え?私も好きだよ。今さらどうしたの』

って言葉が返って来そうだ。


里絵の『好き』は、もちろん友達としての『好き』。


僕の『好き』とは意味が違うんだ。