雨の日カレシ




「『合格通知』か。やったじゃん。大学、ここなんだ」


「うん、そうだよ。合格したら教えるって約束だったしね」


「俺も合格したら教えるから・・・あと3週間、待っててね」



3週間・・・卒業式から1週間だ。



「うん、待ってる」


「合格おめでとう、優衣」


「ありがとう」



お父さんにはショックを受けさせてしまったけど、岡田くんに見せられて良かった。


こんなにも素直に喜んでくれる。


素敵な彼氏に出会えたな。


本当なら1週間の内の1日しか会えないのに、それが今日で2日になった。


良い彼氏すぎるよ。



「あ、そうだ」


「ん?」



岡田くんは何を考えているのか、とても楽しそうな顔をした。



「俺の受験が終わったらさ、デートしよっか」


「・・・本当?」



なんだか、夢みたい。


本当に夢だったらどうしよう。


お父さんじゃないけどショックすぎるよ。



「これって夢じゃないよね?」


「優衣・・・現実だよ」