空はどんよりとしているけれど、私の心の中はまるで快晴。
それは、隣に岡田くんがいるから。
『向かいに座ってよ』って言われたけど、恥ずかしいから隣にした。
受験報告をいつしようかって迷ったけど、帰る前にしようと思う。
勉強の邪魔したら悪いもん。
「あ、そうだ」
ずっとノートを見ていた岡田くんが、顔を上げて私を見た。
横から見られるのには慣れたって思ってたけど、やっぱり恥ずかしいや。
「昨日届くんだったんだよね、結果」
「え・・・よく覚えてたね」
忘れられてるって思ってたのに。
「だって、俺だって気になってたし」
「じゃあさ、今見せても良い?」
『もちろん』って言うように頷いてくれた。
まさか岡田くんから言い出してくれるなんて思わなかったから、すごく嬉しい。
「これ、なんだけど」
「開けて良いの?」
私も黙って頷いた。
岡田くんはそっと封筒を手に取ると、中の書類を出し始めた。
1番上の紙。
これが1番大事。


