雨の日カレシ




「高校に入って同じクラスになっても接点ってなかったでしょ?

ずーっと『私とは正反対の人なんだろうなぁ』って思い込んでた。

でもね・・・先月初めて隣の席になって言葉を交わして笑顔を見て・・・

『なんだ、岡田くんも私と同じじゃん。

成績が良いってだけで、後はちゃんと高校生だ』って思うようになったの」



おかしかったのか、岡田くんは口に手を当てて笑っている。



「それで・・・自由登校になって3日間

初めてこんなにも長い時間会えなかったでしょ?

詩織ちゃんに会えないことよりも、岡田くんに会えないことの方が

私には寂しかった」


「え・・・それって本当?」


「うん、本当だよ。電話がかかってきた時はびっくりしたけど嬉しかった。

それに・・・胸がね、すごくドキドキしたの。

連絡網でクラス委員の子からかかっても何も思わないのに、変だよね。

だけどね、さっき岡田くんが話してくれて気づいたの。

私もね、岡田くんのこと・・・好きなんだなぁって」



一生懸命話したけど、終わってみるとすごく恥ずかしい。


顔が一気に熱くなって、俯いてしまった。


これで・・・告白できたかな?


ちゃんと、岡田くんに伝わったかな?