陽が昇るまで……

「琉唯もいい子だよ。

羅唯も琉唯もいい子なのに……」


「……」


母さんは俺の手を握りながら泣いてた……

羅唯も心配してくれてた。


母さんと一緒に俺も羅唯も泣いた。

父さんはその日帰ってこなかった。

3人で楽しくてすごした。

楽しくて楽しくて、父さんが居なければと思ってしまった。