「お母……さ…んっ

ど、して泣……いてる……のっ?」

俺を抱きしめてくれた母さん。

強く……でも、優しく……


「ごめんね……琉唯……

お部屋行って手当しようね……?」


母さんは俺を抱き抱えて部屋まで運んでくれた。


俺と羅唯を部屋に置いてから救急箱を取りに行った。

羅唯は俺を心配そうに見ていた気がする。

正直泣きすぎていたからあまり覚えていない。


母さんが戻ってきて手当をしてくれた。