「僕は新庄 悠哉っていいます。

ここに来る前はほとんど学校には行かずに引きこもってました。」

なぜ僕からなのかがわからない。


僕からこの人達にはなすことはないのにな…


「えっと…俺は上田 一成っていいます 。

俺は悠哉が心配でついてきただけなんで特にあなたたちみたいに絶望してません。」と一成は笑いながら言った。


なぜまた雰囲気を悪くなるようなことを言うんだ…


ただでさえ僕らのせいで機嫌がみんなわるいのに…


「えっと。次は私ですね…
私は江藤 栞(えとう しおり)っていいます。

親が交通事故で死んでからここに来るまで落ちこぼれてしまいましたね…」と髪は長くて清楚そうで顔は可愛くてもぉ言うことない女性がそう言った。


この子とは争いたくないと僕は自分勝手なことを心で思っていた。



「私は前原 七海(まえはら ななみ)。

栞と一緒のペアで来ました。

部活で怪我をしてからなにもしなくなってここに来るに至りました。」といかにもスポーツをしてそうなショートヘアの少女が言った。


この子も可愛いのは可愛いけど気がきつそうな体育会系の女の子っぽいな。


「えっと………

僕は…永沼 正也(ながぬま まさや)です…」それだけ言ってその子は震えながら座った。

この子は明らか役に立たない!ここにいるみんなが思ったと思う。


「おい、正也声が小さいんだよ。


あっ、俺は笠谷 隆(かさたに りゅう)って言います!俺もそこの一成君と一緒でこいつが心配で参加しました。」と少し一成に雰囲気が似た少年が挨拶をした。



「えっと僕は井上 晋也(いのうえ しんや)です。

パソコンいらって引きこもってるうちにここに来てましたね。」と眼鏡でいかにも頭の良さそうな少年がパソコンをいらいながら話してた。


「…」




なんでなにも言わないんだろう…
なにがしたいんだこいつ



「こいつはなにも喋らないよ。
部屋でも一言も話さかったしね…」と晋也が言った。


話さないとかもぉ訳がわからないよ。



「次は私ね。でもあなたたちとは話すことないわ。」と昨日のメガネ女が言った。


なんなんだほんとに。
自己紹介で自己紹介をしないなら帰れよ…



「俺は庄田 優(しょうだ まさる)。
刑務所にいたはずなのにいつのまにかここについてました。みんなよろしくねー」と
不気味に微笑んで言った。


こいつら二人のペアは危ないやつだ!
この二人はなにか違う雰囲気を放っているのは僕以外も気づいてるはずだ。


そうして、そうこう話してるうちに陣取りゲームの準備ができたみたいだ。