本当はしたくないから、いつも人を寄せつけないオーラを出している。


おかげで誰も寄ってこないし、柔道技をかける必要もない。


そう思うと技かけたの久々だ。



少し鈍ってるか…?



「お、お前、何者だよ…!?」


「あ?」


…あぁ、存在忘れてた。



すると今度は、


「島崎っ!あんたスゴいねっ!!」


目をキラキラさせて香瑠がそう言った。



「別に。」


「ねっ、何帯?」


「…黒。」


「マジで!?スゴーい!!」



拍手をしながらキャッキャとはしゃいでいる。