なんでみんなそんなに島崎のことが嫌いかなー…?



昨日は結局あの後、一緒に残りの机の整理をやって、少しお喋りをしていた。



結構いい奴なんだけどなぁ…



「うーん、席替えかー…だが今日はちょっと…」


「えー!センセーそこをなんとかー!」


「しかしなー…」



そんなやり取りを聞いてるうちに、段々とイライラしてきた。



あーもうっ!!要は島崎の隣が嫌だから別の場所に移りたいんでしょっ!?



だったらあたしが変わってやろうじゃないの!!



バンッ



机を叩いて立ち上がり、少し強めの口調で言った。



「先生、あたしがアイツと席入れ替わります。それでいいですよね?」


「えっ、だが…」



躊躇う先生にさらに口調を強くする。



「いいですよね!?」


「…は、はい…。」



よしっ、オッケー出た~。