ぎゃっ!


女子が一斉に黄色い悲鳴ににた声を出す。


確かに!ちょぉ美形でスタイルもいいし、完ぺきだけど!


……てゆーかてゆーか!


見たことある!


今日の朝の……


「失礼女!!」


「へ?」


私がいうよりも早く、川端くんとやらが私を指差して叫んだ。


当然、女子の非難の目がこっちをむく。


…そう、あの、私をお姫様抱っこしてきたサイテーやろうだ。


……さいやくさいやくさいやくーー!


私の学園生活お先真っ暗でスタートしたのだった。