意地悪男子の優しい理由。

自分の部屋でご飯を食べる。



「…うま。」



優のご飯はいつでもおいしい。



優のそういう家庭的なところも好きだ。



…良はあたしのどこが好きなんだろう。



あたしなんかより、南のほうがかわいいと思うんだけどなぁ…。



このことは南にもいった。



隠しておくのもなんだかいやでさ。



南は良があたしの事好きってことを知ってたみたいで、どう返事するのかはあたし次第でしょ、と言ってくれた。