意地悪男子の優しい理由。

「やっばぁぁーーーい!!」



目覚まし時計を見て思わず叫んだ。



遅刻だよぉぉぉーーー!



急いで着替えて下にいく。



朝ごはんがおいてあって、優が作ってくれたんだと思うと、嬉しくなる。



あんなにひどいことしてたのに。



とりあえず朝ごはんは急いで口に詰め込んで学校まで全力で走る。



途中、優とぶつかって出会ったところを通ったときは切ない気持ちになった。



学校には間に合った。



でも隣に優がいるから…気まずい…。



「夢生。」



急に優が話しかけてきた。