「さて、今日の魂をとるのは終わりにしますか。名簿にも名前はないですし。今日はゆっくり休みましょう」 そう言って黒い布のそれは飛んで消えた。 右手には草苅鎌の大きいのが握られていた。 暗闇にそれは不気味に光っていた。