「はーい、悠太班長に注目してストップ~
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,…。」
班の人数を数えてたら毎日のことだけど一人足りない。
「悠太~、また美雨いないの?」
「うん、いない…。あいつがここから一番家近「おはよー!」
「はあ…。美雨いくぞ」 そう悠太がいったとたん班がありみたいにぞろぞろと動き出す
あきれ顔で悠太は言う。
「美雨、一日ぐらい早く来いよ、」幼馴染の亮太が後ろから言ってきた。
「えーうんがんばってるんだけどねー」
うそ、がんばってない。ていうか遅くきてるのはわざとだし。ちゃんと理由があるもん。
わたしは班長の悠太がスキ。
悠太に少しでも見てもらいたくてわざと遅刻してるの!
悠太は、優しくて、かっこよくて、おもしろくて、サッカーがすごく上手で、足が早くて、あっ一個年上だけどね
もー最高!
ちらっ悠太、やっぱかっこいい~
「美雨…」
やばっ わたしが見てたのばれたっ!?もしかするとわたしの考えてたこともー!?
「オレの列って今日三人?」
ああっ つい悠太のとなりにいちゃった!
「ごめん!今日、うちのとなりは亮太だった!」
恥ずかし~っ恥ずかしー! そろそろ~っと亮太のとなりに移動
でもさ!でもさ!言い方が優しいよね!
亮太みたいな男子だったら
なんでお前そこにいんの?
みたいな感じじゃん?
やっぱ悠太最高~!