主治医からの
説教を懇々とされた。

何やらヤナンの
部屋は観察室で
監視カメラが
部屋についているらしく行動が一部始終わかるようになっていたらしい。

主治医『宮本さん？病院の規則は、ここにいる以上きっちり守ってもらわないと、困ります。そんなのでは、治療していけませんよ？！規則守れないなら病院にいてもらえないですよ？！』


退院したい気持ちが
あったのもあり
私は爆発した。

祢々『ハァ？何が規則やねん？！そんなもん糞くらえじゃ。治療？誰があんたに治療してくれって頼んでんなっ？！ゆうとくけど私は一切、あんたんとこの病院に治療してくれなんて一言もゆうてへんはずや！入院なんか、こっちからまっぴらごめんやわ！』

主治医『そんなに興奮するということは治療が必要な証拠ですよ？』

祢々『興奮もするわ！気ついたらこんな所入れられて、挙げ句の果てには、境界線がどうのこうの規則がどうのこうのって、息詰まるわ！！』

と怒鳴り
主治医のデスクを
ガンッと
私は蹴った。