その後
いつものように
ホールでタバコを
吸っていた時、
ヤナンもタバコを
吸いに来た。

そして
未だお互いに
知らない
男子部屋と
女子部屋は
どうなっているかと
話していた。

ヤナンは個室で、
1人部屋は
寂しいという話を
していた。

その話の流れから

ヤナン『祢々ぇ、俺の個室めっちゃ服とか散らかってんねんやん、片付けるん手伝ってや。』

祢々『え?この境界線って越えてもかまへん?』

ヤナン『詰め所さえ、わからんように突破したら大丈夫やで(笑)』

祢々『ほんまにいけん?(笑)』

ヤナン『いけるやろ(笑)俺の部屋に遊びにいこや。』

祢々『いっとくか?(笑)』

悪戯心に
火が点き、
悪乗りして
初めて踏み込む
男子病棟。

詰め所の前を
見えないように
屈んで通過し
何とか突破した。