1人の看護士さんが
私の部屋に来て
扉の鍵を開け
部屋の中に入って来た。

看護士『宮本さん、気分はどう?ちょっとは落ち着いた?』


祢々『ここってどこなんですか?』

看護士『ここはね、城島病院です。』

祢々『私、病院に運ばれたんですか?』

看護士『うん、宮本さんにはちょっと療養が必要なんでね、ここで少し入院して治療していきましょうね。』

祢々『入院は必要ないです。帰らせて下さい。』

看護士『いや、少しだけ療養が宮本さんには必要やからね。詳しいことは後から主治医の先生の診察があるからその時に聞いてみてくださいね。』

と、血圧や、脈拍を
手慣れた手つきで計り、看護士は部屋から
出て行った。