前から直徒に
言いたかったが
気を遣って
言えなかった事を
電話で話した。



祢々『直徒?あんな?会ったりするのって大概日曜日の昼間から夜にかけてやん?息子がさ、日曜日、保育園休みやし息子とも直徒とも一緒にいたいし、うちらが会う時さ、これから日曜日に会うときは息子も一緒に連れてってもいい?』


と直徒に話してみた。


直徒『優くん(息子)も?俺、父親とかなる気ないし、優くんも毎回一緒にとかゆうんやったら無理やわ。別れよ。』

と、さらりと
別れを告げられた。


私は息子を蔑ろに
されたことに
傷ついた。

祢々『そか…。わかった。今までありがとう。んじゃぁね。』

それが直徒との
最後の会話で
二度と連絡を
とることはなかった。

息子を蔑ろにされた
ことに傷つき、
私だって直徒に
父親になってもらおうなんてこれっぽっちだって思ってもいなかった。
ただずっと友達で
息子がいたことも
友達の頃から
知っている直徒が、
そんな事を言うとは
思っておらず
ショックを受けた。