18歳の9月─。

寝ていたら
布団が濡れている事に
気付き目が覚めた。

布団は
お漏らしでも
したかのように
びしょ濡れになっていた。

直ぐに破水だと
わかった。

かかりつけの
病院に連絡し、
直ぐに病院に来るようにとのことで
予め用意していた
荷物の詰めたカバンを
持ちタクシーに飛び乗り病院へ向かった。

直ぐに入院。

だんだんと
陣痛が始まってきた。

そして
祖母が朝のパートを
終え直ぐに
私のいる病院に
駆けつけてくれた。