あたしの証~番外編~

そこまで言うと、信司がテーブルを思い切り蹴った。




その音に驚いて俺は黙った。



「……もう、いい」


「………わりぃ、暗い話して」


「ち、ちっげぇよ!」



信司が苛立ちながら俺に言う。



「俺のダチを虐めた奴がムカつくんだよ」


「俺もムカつく」




「…………哲、信司」



段々と俺の視界がぼやける。

哲は優しく微笑むと、ティッシュを俺に渡した。
俺の部屋にあったティッシュだけど。



……嬉しいよ。