あたしの証~番外編~

「夏樹ってどれ?」




……………







きた。
ついにきたんだ。



俺がどう言うか頭の中で模索してると、哲が思いもしないことを言った。





「これだろ?」




「え?」




ぽかんとしながらその声の主を見る。


「え、間違ってた?」


哲が指差してるのは間違いなく俺で。


痩せてない時の俺で。






今の面影なんか、これっぽっちもない俺で。






「な、んで?」


「何でってすぐわかったわ!」



すぐわかった?




「うっそ!?これ夏樹?!お前、ちょーでぶだったじゃん!痩せたなあ!」



信司がそうやって笑ってくれてて。




俺はまじで嬉しくて。