「や、やっと学校へ来たのね!よかった!こっちよ、こっち」



………別にお前に関係ねーだろ。



そう思うが口には出さなかった。





3-C。
それが俺のクラスらしい。



先生が扉を開けるのに俺は続いた。




ざわざわしていた教室が俺の登場で一気に静まりかえった。




…………




俺は無言で先生についてゆく。





「戸川夏樹君、転校してから来てなかったからわからないことたくさんあると思います!皆教えてあげてください!」



ざわざわする中をかいくぐって、俺は空いてる席に座った。





隣に座ってたのが、これから俺がつるむことになる男。
哲だった。