あたしの証~番外編~

「おかえりなさい、ゆうや」

「ただいま」

「何か食べる?食べて来た?」

「平気。あかりは?」

「寝てるわ」

「…そうか」

「明日で仕事最後みたいだから、それからはゆうやに時間合わせるって言ってたわよ」

「合わせる必要なんかねえって言っておいて。
わざわざ、昼の生活してるのを夜にする事ねえんだ」

「そう言ったんだけどね。まあ、あかりちゃん。言ったらきかないし」


りながそうやって、肩を竦めて言った後、俺も同じ様に肩を竦めた。

確かに、あかりはそういうのきかねえな。
最初からだ。


変に素直で、変に頑固っつうか。


したら、仕方ねえか。



「仕事はどうしても休めないけど、なるべく早く帰るって言っておいて」

「ゆうや、無理はしちゃダメよ?」

「ああ、大丈夫だ」

「ふふ」


りなは可笑しそうにクスクスと笑っている。
その笑い声が心地良い。