あたしの証~番外編~

咲夜なら絶対そう言うと思ったわ。



初めてお前に会った時。

何でこんな場所にいるんだって思った。


新宿なんて場所は似合わない。
そうとさえ感じた。


だけど、怯む事無く俺の店に来たお前を見て、俺は咲夜、お前を育てようと思ったんだ。


見込み違いならそれまで。
そう思ったが、咲夜はがむしゃらに働いた。


裏で何度も吐きながら、お酒を煽っていた。
そんな努力を俺は知っている。

咲夜の目標が俺って事もわかっていた。

だから、俺はお前に抜かされない様に指名を取り続けたんだ。



「今度は俺でなく、お前が目標になる番だ」

「っ、はい!!!」


咲夜は拳を握り締めながら、しっかりと頷く。


「拓海にサポート付けさせる。俺が戻ったら拓海に色々教われ」

「はい!」


咲夜の目はキラキラと輝いていた。