あたしの証~番外編~

「それよりも、ゆうや、顔色良くないわよ?
まだ寝てたら?」

「…最近仕事詰めてるからな、寝ておくかな」

「そうしなさい、ご飯作っておくわ」

「ありがと」


りなの頬に軽く口づけすると、俺は寝室へと舞い戻った。

出勤までしばらく寝れる。
珍しく疲れた、な。

咲夜のいざこざはあったけど、それ以外にも連日目が回るぐらいの忙しさだったから。


その日も最低限の睡眠だけ取って、俺は仕事に行こうとスーツに腕を通す。



りなが作ったご飯をあかりと食べていると、妙にニコニコしてるあかりが気になった。
だから、俺は尋ねたんだ。