…今日、フォローしねえとな。
俺は風呂に入りながらそうぼんやりと考えた。
同伴で俺が店に入ると、まだ咲夜の姿が見えなかった。
そう、思ってたら咲夜が店に入って来た。
隣にはあのイってる女を連れて。
…あいつ、まだ切ってなかったんだ。
俺は咲夜を呼びだした。
「…あの女、切ってねーの?」
「……」
「あいつはやばいって言ったろ?
ヤク漬けの女なんか、面倒なことになるだけなんだから」
「……俺、負けませんから」
「は?」
「俺、あかりのこと本気なんです。
だから、ゆうやさんにも負けないつもりです」
「……」
咲夜の瞳はまじだ。
あの噂を鵜呑みにしてるのだろうか。
…だけど、それが咲夜のやる気になるなら俺はいいと。
そう、思ったのが間違いだったのか。
この時にしっかりと否定してやればよかったのだろうか。
それとも、そんなこと関係なかったのか。


