車の中でもそわそわしてるあかり。
…お見合いかよ。
思わず突っ込みたくなる。
笑いを堪えながら待ち合わせ場所に向かう。
あかりはぴったりと俺にくっついてくる。
俺から離れないようにぴったりと。
人込みの中、私服姿の咲夜を見つけた。
「あ、ゆうやさん。おはようございます」
咲夜はいち早く俺に気付くと、手を上げて近付いてきた。
「あ、うん。
今日は俺、用事あって。
こいつよろしく」
そんな咲夜にそう言うと、ハテナマークが頭の上に飛び出してる咲夜を置いてさっさとそこからずらかった。
あかりを見て咲夜は今までないぐらい動揺している。
おお、あんな咲夜初めてだ。
…あの二人なら大丈夫だろ。
俺は二人を見ることなく、車に乗り込んでそのまま家へ向かった。
りなは今日、仕事が休みだから家にいた。


