「…あかり」
「ん?」
あかりはお酒を飲んだせいで、少し頬が紅潮してる。
「咲夜にしない…?」
俺のエゴなのはわかっていた。
多分、俺はあかりを近くに置いて置きたかったんだ。
そして、安心したかったんだ。
「…は?」
「咲夜なら絶対あかりのこと大事にしてくれる。
あかりはなつきを好きかもしれないけど。
だから、こんなこと言うのおかしいけど…
俺、あかりには幸せになってもらいたいんだ。
今のままなつきを思っても、あかりは幸せになれない。
わかってるだろ?」
あかりは黙って俯く。
あかりはきっと、咲夜を変える力を持ってる。
それはわかってた。
この俺が変わった。
それはあかりだったからだ。
身を持って体験してる俺だからこそ、言えたんだ。
それをあかりはわかってるか…?


